リップル(XRP)とはどのような仮想通貨か?特徴も解説
リップル(XRP)は米カリフォルニア州に拠点を置くリップル社が開発した送金ネットワーク、”リップルネット”で使われる仮想通貨(暗号資産)です。
名称 | リップル/XRP |
ティッカーシンボル・通貨単位 | XRP |
コンセンサスアルゴリズム | プルーフ・オブ・コンセンサス(PoC) |
発行上限 | 1,000億XRP |
価格(2023年6月6日時点) | 70.6円 |
時価総額ランキング* | 6位 |
現在の国際送金システムの主流であるSWIFTは、安全で利用できる一方、送金にかかる時間が長く、手数料が高いという問題を抱えている。そこでリップル社は、SWIFTの持つ課題を解決して、その代わりとなる国際送金システムを目指しています。
リップルは、ビットコインやイーサリアムなどの分散型仮想通貨とは異なり、中央集権型仮想通貨だ。そのため、高速な処理が可能です。
リップルは、国内外の多くの仮想通貨取引所で取引可能であり、投資・投機対象としても注目を集めている。また、長期的には、国際送金ネットワークとしてもより多くの人々に利用される可能性が高いです。
リップル(XRP)を検討している方は、BTCC公式サイトをチェックしてみてください。
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中央集権的な仮想通貨である
ビットコインなどの仮想通貨は、中央集権的な管理者を持たない一方で、リップルは、発行元であるリップル社が管理・運営を行っている中央集権的な仮想通貨です。
リップルは、上限の1,000億枚分がすべて発行済みであり、そのうちの過半数を超える630億枚がリップル社が保有しています。 しかし、このままだとリップル社の裁量で価値をコントロールできてしまうため、2017年にリップル社は信用確保のため、自社保有分の約90%を中立な第三者の元でロックアップしました。
ロックアップされたリップルは、毎月10億枚ずつ解除され、そうすることで少しずつ市場に供給されています。 リップル社は、価格変動を抑制し、市場の安定性を守るために、ロックアッププログラムを継続的に実行しています。
また、リップル社は、仮想通貨業界におけるサービスの拡大や仮想通貨への信頼確保のため、自社配布した仮想通貨を、慈善活動や仮想通貨取引所への資金提供などを実施するなど、市場のニーズに応えて活用しています。
仮想通貨は、金融業界に新しい可能性を秘めていますが、リップル社は、信用確保や市場の安定性を確保するため、中央集権的な発行体であるリップル社が管理・運営を行っているリップルを利用することで、仮想通貨をより信頼できるものとして活用する取り組みをしています。